ベッキーさんシリーズ

北村薫の本を久々に借りまして、ハマっております。

北村薫を知ったのは4年ぐらい前だったかな。
当時色んな本を姉から借りました。
その中で結構北村薫率が高かったのもあってのめりこみましたw

北村薫推理小説のシリーズがあって、
私が初めて読んだ『円紫さん』シリーズ
覆面作家としてデビューした新人作家の話の覆面作家シリーズ
そして今読んでるのがタイトルの通りベッキーさん』シリーズ


推理小説が好きでハマったというのもありますが、
この北村薫は日常の中に起こるミステリーを描いていてそれがまた面白い。
しかもこのベッキーさんシリーズはベッキーさんが事件を解いていくと思いきや
以外にも脇役に回っているというか、表立ってこないんですよね。
脇役でも名脇役だとは思いますが、またそれが面白い。

舞台は昭和初期の日本
主人公は上流階級のお嬢様
ベッキーさんはこの人専属の運転手
何とも今とはちょっと遠い世界でのお話の様ですが、意外に馴染みやすかったです。
古典文学が結構出てくるので、そういうのをもう少し勉強してればもっと楽しめたかなって思いました。
まぁそのほかに日本の時代背景とか国に対してのそれぞれの思いとか色々と盛り込まれてましたね。

私はあんまり難しい事はわからないので、そのままぱぁーっとようやっと『街の灯』『玻璃の天』を読み終わって、3部作目の直木賞受賞した『鷺と雪』に突入です。
楽しみだ―☆