卒論

そういえば去年の今頃は卒論に追われていたなーとふと思い返してました。
服飾の大学に通っていたのでもちろんテーマはファッション関係。そこで選んだのが「子供服」。まずは調査だ!と新宿の百貨店を練り歩き市場調査。次は実態調査だ!と従姉妹が働く保育園へ週1でお邪魔させていただき、ほんとは卒論追い込みをしなくちゃいけないのに夏休みは保育園で週5でバイト。まぁ子供達とは仲良くなれたけど。大変だった・・・子供服を作ってる時間なんかなくて、結局バイトが終わった9月から一日一着って感じで徹夜で作り上げ、保育園に行って着せると言う日々が続きました。
学校が始まり文章化・・・と思いきや、子供達に着脱させての問題点を解決するべく更に実験着を作って実験、試着と何回か続き、何とか文章化も終わり、これで出せるかもと思った提出締め切り一週間前。甘かった。先生の一言「もう一着作ったら?」私の頭は異次元に飛びました。提出一週間前に何を言ってるんだあんたはーって感じで、同じゼミの子達も相当ひいてました。もうご愁傷様ってかんじでしたね。笑えませんでした。天国から一気に地獄に落ちると言うのはこの事を言うのでしょう。
その授業が金曜だったので、土日でデザインを考え、布を買い、服を作り上げて、月曜日には保育園に着せに行って写真を撮りデータ収集に行くとう私にとっては超ハードスケジュール。その日授業もあるんだぞーって感じ・・・。そして何とか結果をまとめ文章化しデザ画をパソコンで読み込みサンプルを貼り、服たちを提出して、やっと提出できた締め切り前日。
そして卒論のコース内発表も終え、乗り切ったと思った卒論でしたが、学内発表に選ばれてしまって、皆がルンルン春休みの時、毎日のように学校に来て発表の資料作り・・・・。これもつらかった。私の春休みを一ヶ月返してー。まぁ甲斐あってか学長賞も頂き有終の美を飾れたかもとは思っていますが、卒業式後も学校に来て、4月にあるファッションショーの時に一緒に展示したいらしく、卒論発表のパネル作りが待っていました。最後の最後まで卒論卒論の一年でした。今となっては思い出ですがもう戻りたくないかも・・・。
子供服はGREEのフォトに載せてありまーす。