休学

2005年10月から始めて、今月で丸2年。想いいれは深く、とても気が引けるが着付け教室を一旦休学した。着物が大好きで、初めて着付け教室に行ったときは、「着物を縫っている人が着物を習いに来るなんて!」と驚かれた。普通は先に着る練習じゃないの?って事らしい。まぁ確かに。。。

浴衣も満足に着れなかった私が今や師範クラスで勉強してるとはなんとも驚き。振り返れば色々あって、経済面で挫折しそうな時が何度もあった。反対されていたローンも組んで親に秘密をいっぱいした(今ではもうバレバレ)。それでも続けてこれたのは着物の魅力に引き寄せられてしまったから。日本が作り上げた着物の文化、美しさ、技術、伝統。。。知れば知るほど奥深い着物。今では成人式、七五三、夏のシーズンの浴衣とかぐらいしか縁がなさそうに見えるが、実は持ってる人は沢山持っているし、着ている人は着ている。ちょっとした事でも着物を着て出かけるとまた雰囲気が変わる。そのお出かけが楽しくなる

町を歩いてると、着物を着ている人に自然に目が行く。どんな着物かな、どんな帯かな、小物は何だろうとワクワクしてくる。魅せる着物。知れば知るほどその価値がわかる。これからも着物と触れあう生活がしたい。でもとりあえずは帰国までしばしおあずけ。