ID革命

寄宿舎の中2,3年生が電車なら1時間で行けるところを2日間かけて、寄宿舎から平和の門までの約25キロを歩いて決意を新たにしてきました。その引率で私も同行させていただきました。

タイトルの“ID革命”とは何ぞやと思っている人が多数いらっしゃると思いますが、IDとは、
�@IDentity(アイデンティティ)。
中3は高1へ、中2は中学生のトップの立場へ。責任と意識を感じるために。

�AInheritance&Development(相続と発展)。
中3の立場をトンセンに相続し発展するために。            です。

中2中3とペアもしくは3人になり一体化して、次に新しく学年を出発するために主人意識を革命し、高校生の試験勝利(高校生は試験期間中)祈願、中1の発展祈願をしてきました。
与えられたルートを地図を見ながらあっちでもないこっちでもないと進み、駅を通るたびに祈願のシールを貼って歩き続けました。普段話したことのないオッパオンニやトンセンだったりして、色々大変だったりもしたようです。道にも迷って助け合って、足も痛いけれど支えあって無事皆ゴールする事が出来ました。

1日目の夜は8時にチムジルバンに集合予定でしたが、ほとんどのチームはその時間に辿り着けず、途中から最後の女子チームと一緒に行った私はチムジルバンに着いたのは12時半をまわっていました。何とも過酷な1日目でした。歩けど歩けど辿り着かない清渓川や、行けども行けども見えてこない橋(曲がる所を曲がらずに直進した結果)など地図が良く分からなかったりもしてアクシデントもありました。それでも力合わせて皆無事辿り着けた事はほんとに喜ばしいことです。

しかし課題も多く、もっとお互いが関心を持っていかなければならないなと感じました。中2はもっと中3の事を尊敬し中3という立場を考えていって欲しいし、中3は中2の事をもっとよく見てあげてもっとオッパオンニとして見られている自覚をもって欲しいです。オッパオンニが与える影響はとてつもなく大きく、一緒に生活していたら尚更です。もっとそういう面を鍛えていかなければならないし、ほんとにお互いを思いやる心がちょっと足りないのでそういう面も変えていかなければならないと感じました。

日々毎日が驚きっぱなしで、どうしたらいいんだー!と悩む日々ですが、今日の事をきっかけにして何か変わっていけばいいなと思います。人生の中でこんなに歩いた事がなくて、今若干(どっしり重いリュックの為)と足の裏(水ぶくれ)が痛いですが、よく揉んだせいか筋肉痛にはならずにすみました。自分にとってもいい経験になりました。普段見えなかった面が見えたり、10�pぐらい皆に近づけた気がします☆