ホロビッツのために

私はこの映画を知りませんでしたが、これは韓国のタイトルなので、日本では私のちいさなピアニストで出ているみたいです。私の学校はテキストが終わると、映画を一本見ます。今までマラソン、ミスシンを見ましたが、今回はタイトルの通りホロビッツのためにを見ました。

ホロビッツとは有名なピアニストの名前らしいです。主人公は街外れで子供ピアノ教室の先生をしていて、その街にある男の子が越して来てから彼女の生活は変わっていきます。男の子は廃品回収をしている祖母と二人暮しで、学校にも行かず、まわりからはおかしな少年と思われていました。そんなある日、その男の子が一度聞いただけで覚えてしまう絶対音感を持ってる事に気づき、彼にピアノを教えはじめます。

彼はみるみる上達し、天才少年の師匠として名声を得ようともくろみます。ショッピングセンターのピアノ売り場でピアノを弾かせてアピールすると、ピアノ教室には生徒が殺到。しかし、先生を独り占めできなくなった男の子は他の子供たちに暴力をふるい、ピアノ教室にはふたたび閑古鳥が鳴く状態に。

そして彼をコンクールに出すべく猛特訓の日々。この続きは皆さまDVDを借りてお茶の間で見ていただきたいですが、この後また一波乱あって涙涙なのですが、最後の最後まで涙涙です。ほんとに感動しました。ピアノを中心にしてヒューマンドラマが繰り広げられるこの映画。

実際にこの先生も子供もピアノ演奏をします。先生は歌手のオム・ジョンファ、子供は監督がどこかから探して来た逸材。とっても上手いです。ぜひ一度ご覧下さい。

こんな日はちょっとセンチメンタルな気分になってクラシックでも聞いてみたい気分です。